知足俳句「チョイボケの会」 (平成28年1月〜)

  • 葉桜や一人淋しく昼の月  謙二
  • 涼風に銀杏並木も薄化粧  謙二
  • 鳥帰る一句贈って無事祈る  久美
  • 梅雨寒や部屋にこもりて深呼吸  久美
  • 春の宵微かにそよぐ梢かな  古葉
  • 小雨あり静かに咲きし額の花  古葉
  • きらきらと光る川面の初景色  自然
  • 園児らの草絮飛ばし風薫る  自然
  • 小夜時雨流れる雲間夫婦星  幹夫
  • 笹子鳴く川辺の藪に影見へず  幹夫
  • 社来て人の多さや神だのみ  三十六
  • 雪道や足跡見つつ歩きだし  三十六
  • やがて引く鴨に水面のきらきらと  代紀
  • 朝空へむらさき淡し花樗  代紀
  • 春の宵灯るネオンの悩ましさ  湧泉
  • さやさやと若葉も揺れる並木道  湧泉
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
(俳句であいうえお順)