知足俳句「チョイボケの会」(令和2年 冬〜春)

  • 水仙に傾いてきし夕日影  代紀
  • 青空へさくらの蕾ふくれきし  代紀
  • 梅一りん部屋に飾りてなごみけり  久美
  • 満足りぬ投句怠る春寒し  久美
  • 初蝶や花をもとめて飛び廻り  古葉
  • 沈丁の匂ひふくらむ日和かな  古葉
  • 緑萌ゆダラエヌールははるかなり  未知
  • 内裏様おひさしぶりね又会えた  未知
  • 東風香る色も鮮やか庭の薔薇  幹夫
  • 霜流る阿賀の山路に春落葉  幹夫
  • 仏前に母の好みし水仙花  かつみ
  • 訪ね来し友とかたりぬ春炬燵  かつみ
  • 寄せ鍋で飲む機会あるやわが友と  翔望
  • いつの間に梅開きたる散歩道  翔望
  • 春日和ピアノの調べ軽やかに  中道
  • 送られし一輪ざしの水仙花  中道
  • 涙にもくやし涙と別れ雪  和子
  • 友逝きて春の御空の星となり  和子
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