理事長の「渋沢栄一賞」受賞

「渋沢栄一賞」は、多くの企業の設立や育成に携わる一方で、福祉や教育などの社会事業にも尽力した渋沢栄一の精神を今に受け継ぐ全国の企業経営者等を表彰するものです。

選考方法は、選考委員会での審査を経て、埼玉県知事が決定するもので、第8回までに22名が受賞、第9回の今回は選考委員会での審査を経て2件が選ばれました。表彰式は2月8日(火)、大宮ソニックシティ国際会議室で行われました。

理事長の受賞は、企業経営の他、「防災」などの復旧・復興業務活動、㈶環境地質科学研究所を通じた若手研究者の支援、知足美術館やケアハウス「知足荘」の設立など、地域、文化事業、社会福祉などへの貢献が高く評価されたというものでした。また技術士会(北陸支部)の運営に対する御尽力や、技術者育成などもそうした評価をいただいた要因になったものと言えるのではないでしょうか。新潟県から初の受賞となりました。

なお、祝賀パーティーが2月23日、ホテル日航新潟で神保新潟県副知事、篠田新潟市長はじめ、経済界、業界関係者など250名で盛大に行われました。

2月23日鏡開きの前に

2月23日花束贈呈

また、2月25日にはホテルイタリア軒で、キタック社内の親睦会が業務上、参加出来ない役職員を除き100余名で開催されました。

2月25日社員を前に中山理事長の挨拶

2月25日パーティー終了時、全員で記念撮影

賞状と副賞

賞状

賞状賞状は手透きの小川和紙を使用。

(サイズ幅54.5×高さ40cm)

藍染額

藍染額

渋沢栄一翁が、数え90歳の正月に、自作の七言絶句の漢詩を色紙に書いたものを、約1.4倍に拡大して「武州藍」で染めたもの。

(サイズ幅58.5 ×高さ58.5㎝)

義と利と、いずれの時か、よく、ふたつながら、全うせん
佳節に逢うごとに、思い、悠然
頭(こうべ)をめぐらして、わが成したることの少なきを愧(は)ず
流水、開花、九十年

己巳(つちのとみ) 1929(昭和4)年 元旦書威
青淵逸人

市松人形

市松人形渋沢栄一翁は日本国際児童親善会を設定し、日本人形と青い目の人形(アメリカ人形)を交換するなどの、交流を深めることに尽力したことに由来する。

また埼玉県では雛人形などの名産地で、伝統工芸士に認定されている人形師作のものである。

(サイズ高さ48㎝)

渋沢栄一像

渋沢栄一像渋沢栄一翁のブロンズ像は、明治、大正期に名声を博した渡邉長男(おさお)氏制作の銅像を原型にしたものである。

(サイズ 高さ58.5㎝)