知足常楽会を育む

理事長 中山 輝也

新しい年を迎え、皆様は良いお年を迎えたことでしょう。

さて、知足常楽会も設立されて4年が経過しました。最初の頃はケアハウスを造るために社会福祉法人でなければ出来ず、仕方なく設立しケアハウスを建設したのです。もともと私自身、経営者としては経済的には豊かではないため、借入を起こして土地を購入し、これを寄付して設立したのです。あと数年は金利を含め、毎年1千万円近くを返済しなければならない状況にあります。

周りの人たちは「何で?お人好し」と言うのですが、「社会貢献を含めてこういう事が必要だ」と告げますと、「関係する法律や規則、方針が猫の目のようにくるくる変わる中、リスクが大きくなるのでは・・・」と忠告してくれます。乗りかけた船です。これからも自分の力にあった将来計画を立ててゆくつもりですが、当面は入居されている方に、安心安全で快適な住環境作りをしてゆきたいと思います。そのためには、入居者はじめ、関係者の皆さんの知恵をお借りしたいと思いますと共に、実情のより一層のご理解をお願いするものである。