知足俳句「チョイボケの会」(令和4年春夏秋冬)

  • 韋駄天も殿しんがりもをり運動会  智彦
  • 六地蔵秋の七草隣りをり  智彦
  • 永らふや大正霞み四世生く  千恵子
  • 譲られし席の温もり冬の朝  千恵子
  • 断捨離が出きぬコートの重みかな  昌古
  • 三日月を目に追いながら友を想う  昌古
  • 枝豆を囲む兄弟老いにけり  かつみ
  • コスモスの一輪づつを六地蔵  かつみ
  • 通院の道ぞい並ぶ昼顔よ  宥紀
  • 夕立ちや僧侶読経後雲流れ  宥紀
  • 手に受けし水の力や夏の朝  うさ子
  • 鈴蘭やみまかりし子の姿見ゆ  うさ子
  • 秋彼岸寂しさだけが追ってくる  小哲
  • 蝶々よ高く飛べ〳〵ひがしの空  小哲
  • 目覚めれば真夜中の月ふりそそぐ  中道
  • 軽やかな音楽庭に秋の薔薇  中道
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •