♪デルゲルマーさん 馬頭琴演奏会♪

国内外でご活躍の馬頭琴奏者 デルゲルマーさんが、知足荘で演奏会を開催して下さいました。ラウンジを会場に、馬頭琴の素晴らしい音色が響き渡り、特別な一日となりました。当日は、町内からも聴きに来られた方があり、大盛況の演奏会となりました。

– デルゲルマーさんの馬頭琴の演奏会を聴いて –

【中山幹夫様からのお言葉】

秋風爽やかな昼下がり遠い北の国から大変めずらしい馬頭琴の奏者が参りました。民族衣装も凛々しく二弦による奏で出る馬頭琴の調べに酔いしれて、口ずさむ目に涙して兎追いしかの山・・・。幼いころに歌った懐かしの歌でした。短い時間でしたが大きな感動と元気をもらいました。八十路にして大変珍しい馬頭琴の生演奏は、一生の思い出になる事と思います。またお会いできることを願って、ありがとうございました。

朝晩の冷え込みも厳しくなりました。尚、秋も深まり一雨ごとに寒さも厳しさを増す事と思われます。馬頭琴のすばらしい演奏を糧にして元気に行きましょう知足友よ。

知足だより_12号-7

【八木ヨキ様からのお言葉】

馬頭琴、数年前テレビで知ったモンゴルの楽器名であります。形も音色も全く覚えておりませんが、この度、中山理事長のご配慮で知足荘に於いて、モンゴル出身デルゲルマーさんによる生演奏を聴く機会を頂き心癒される一刻でありました。太い二本の弦であれだけ繊細で深みのある音色を出せるのは弾き手の腕もあると思われますが、聴き順れた日本のうたにぴったりでした。そこで、恥ずかしながら拙い句を詠ませて頂きました。

” 馬頭琴奏でる女 ( ひと ) の爽やかになつかしき日本のうた秋惜しむ ”

〈プロフィール〉アルタンゲレル・デルゲルマーさん

知足だより_12号-8

モンゴル国において三人目の女性プロ馬頭琴奏者。モンゴル国ウブス県オラーンゴム市生まれ、ザヴハン県音楽舞踏学校、2007年モンゴル国立音楽舞踏学校卒業。Ts. バトチョローンに師事。大学在学中の 2005年からモンゴル国立馬頭琴交響楽団に所属し、世界各国で演奏。2010年韓国に留学。6 ヵ月間のCPI プログラムに参加し、民族楽器を受講。2011年ジャミヤン馬頭琴コンテスト受賞。2012年ムルドルジ記念モンゴル民族音楽コンクール入賞。