平成25年度 知足荘総会報告

事務長 阿部修一

10月11日(金)、13時から食堂において「平成25年度 知足荘総会」が開催されました。参加者は入居者が23名(欠席者5名)、職員は6名でした。

開会に当たり、施設長が「今年12月で満7年を迎えますが、入居者皆さんにはお互いに協力し合い、和やかにそして幸せに過ごされるように、今後も努力してまいります。」と挨拶され、以下の3点についてお話しされました。

  1. 9月・10月の台風による影響で、一部の居室に窓の敷居部分から水漏れがあった件等について、早急に調査し対策を講じるため、現在その作業を進めていること。
  2. 食事に関して、少しでも美味しいものを提供できるように、厨房にその都度皆さんのご意見を伝え、献立の充実を図って行くこと。
  3. 10月2日にNHKの『ためしてガッテン』で放送された「新・認知症」の話題を提供し、幻覚・幻聴などみられたとき、または他人からおかしいと指摘されたときなどは、一刻も早く病院を受診して、早めの治療を心掛けることが必要であること。

次に、事務長が「平成24年度の状況報告」を行いました。平成24年度はほぼ満室に近い安定した入居状況であったこと、大きな工事・補修はなかったことなどが報告されました。

続いて、「平成25年度のお願いと行事予定」の説明がありました。これにより、10月21日(月)から、入浴時間と食事の時間が多少変更されることになりました。

その後、「入居者からの意見・提案・質問等」を求めたところ、次の五つが出されました。

  1. 消防設備に関して、テスト弁検査(ポンプの水圧検査)を行っているか。(N氏)
  2. 夜寝る前に入浴できないか。(M氏)
  3. 女性浴室の増設した洗い場の排水が、隣の人の足部分に流れて行くので、何か対策はできないか。(T氏)
  4. 女性浴室のシャワーの出がよくなるようにしてほしい。(K氏)
  5. お風呂の脱衣場に時計を設置してほしい。(U氏)

専門的な1.の質問には驚きましたが、消防訓練・消防設備点検時にしっかり確認していることを伝えました。また、その他の意見等に対しては、検討を行い、対応が可能ことから改善していきたいと説明しました。

今回、総会終了後、「車イスの取扱いについての説明と使用実技」を、ヘルパーセンターの協力により、ラウンジへ場所を移して行いました。入居者からはよい経験になったとの意見がでて、また機会があったらやってほしいとの要望がありました。