知足荘俳句同好会「チョイぼけの会」発足

居住者様の寄稿

年をとれば物忘れが進む、これはお互いさまの事ですが、それでも日々のくらしの中で季節の草花を愛で、旬の食べ物を味わい、七夕や十五夜を楽しみながらこころ豊かに過ごしたい、ボケの進行も遅らせたいと願い、このほど有志で知足荘俳句同好会「チョイぼけの会」を始めました。7月9日(金)第1回目の会が開催され、出席者は10人でした。

俳句は世界で一番短い詩型だとか。参加者は殆どみんな俳句は、はじめてですが、まずは固いことは言わず、季語(季節を示すことば)を折り込みながら五七五=17音で春夏秋冬の気分をうたい、遊んでみようという集まりです。

当日は一人2句ずつ句を持参、無記名のまま投句用紙に書き投句箱に入れます。
・つぎに投句箱の句をみんなに回して各自メモ用紙に全部の句を書き写します。
・その中から自分の好きな句を2句選んで○をつけ(選句)読み手当番に渡します。
・これからがお楽しみ、当番が○印のものを一句ずつ読み上げます。
・自分の句を詠まれた人は元気よく名乗りをあげ、作者が明らかになることになります。
 全部よみ終えたら、○をつけた理由や好きなところなどを自由に話し合い、作者も句をつくった時の気持ちを話したりする気楽な会です。

7月9日の人気句

  • 七夕に願いを込めてジャンボ買う
  • 五月雨や骨の曲がりし傘さして
  • めざめすぐ呼吸を確かめ額の花
  • ボイルてふ母の形見で袋縫ふ

興味のある方は是非、ご参加下さい。

開催日:月1回
    第2回 8月27日(金)1時半
    第3回 9月24日(金)1時半
 会場:食堂
 会費:1回100円(用紙代など)
   筆記用具を持参して下さい。